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2020年から2021年に向かって

更新日:2021年1月18日

2021年は、どんな変化があるでしょうか






2021年のキーワードは、秩序・勤勉・倫理・一貫性・正直・尊敬です。



2020年は、コロナウイルスの影響で東京オリンピックも延期になり、自粛生活を余儀なくされて、社会全体が疲弊した年でした。


企業の在り方も変化がありリモートワークが急激に増加して、対面の接触を少なくする方向に進みました。

会食は控える様に会社から指示を受ける事もあり、

飲食店は、自粛と共に大打撃を受けています。


今までに経験した事がない様な社会全体の変容に目を疑うばかりです。


リモートワークの増加でオフィスは必要最低限の広さに縮小傾向にあり、

飲食店は、出前を中心に客席を必要としない

キッチンだけのミニマム店舗に変身しています。


出店のチャンスと捉える人もいますがコロナで

「東京封鎖」

を経験していますので回復にはしばらく時間がかかります。


「東京封鎖」

の経験はリスク管理のあらゆる面で影響があるでしょう。



12年前の丑年を見返してみると、2008年リーマンショックが起こり

2009年には世界恐慌に広がりました。


派遣社員は契約を解除され、正社員も収入減を余儀なくされました。


年末に派遣社員で解雇された方のために派遣村という救済施設が出来たのを覚えています。



2020年にコロナショックがあり多数の派遣社員が契約解除になりました。

正社員といえども

収入が30%の減額が必要だと経営陣は言っています。


そして、2021年の丑年がやってきました。

同じような状況が発生しています。


政治は経済重視のバラマキを進め、企業はスリム化を進め、個人は我慢するだけの年がやって来ます。


2020年は

個人に一律10万円を給付

持続化給付金は

個人に100万円

法人に200万円。


休業支援金

家賃補助金

雇用調整助成金

社会保険料猶予

税金猶予や減免など、

Gotoトラベル・Gotoイートで

経済の回復を目指すなど

あらゆる経済施策が打たれました。



2021年もコロナの影響は続きます。


経済政策は2020年と同じことは出来ないでしょう。


2021年は更に厳しい経済環境に晒される事は目に見えています。


給付された税金は、辰の2024年から巳の2025年頃に復興税の様に特別税を作って取り戻されそうですね。



2020年は私達の生活にも変化がありました。


コロナの拡大でリモートワークが奨励されて出社しない事が常識になり、

学校も登校しなくても良くなりました。


大学生は未だにキャンパスライフを満喫出来ない状況です。

出社が不要なら地方に住めば快適だとニュースでは囃し立てています。


これは小さなワナではないでしょうか。

人事評価は気になりませんか?


今までに成果主義とは言うものの

社員間の相対評価が忖度されていましたが、2021年からは数字だけの絶対評価になります。


基準に達成しなければ容赦なく減給や降格があります。

基準をクリアするために自宅での長時間勤務が常態化するでしょう。


それは、会社の管理以外になりますので過労死しても自己責任になります。


とても恐ろしいことが進みつつあります。

突然、顔も見ないで減給や降格のメールが届くのです。

出社するからリストラ部屋が存在しましたがその必要が無くなりました。

正社員を減らして派遣社員に置き換える手順ではないでしょうか。

とにかく自分を守るためには組織に必要とされる資格を沢山取っておくことです。


東京オリンピックは開催するでしょうが、

予定していた経済効果は無いでしょう。


選手村のタワマンは権利者が決まっていますが、

購入予定者の収入の減少やリモートワークの普及で

環境や立地という優位性が無くなり辞退者が多発するかもしれません。



AIも進化します。

人の削減を目指している訳ではなく少子化に備えて必要な事です。


人でないと出来ないことが少しずつ明確になってきました。


セルフレジが普及してくれば24時間営業の再開も検討されているようです。



娯楽部分だけは景気に関係なく伸びているようです。

VRやXRといったバーチャル画像で旅行に行った気分になれるのは若者だけでなく

寝たきりの老人に需要がありそうです。


若かった頃に行った景色を見ることは元気の元になります。


テレビ番組でも人気があるのは国内外を問わず

旅行モノやグルメモノ、お取り寄せ情報が入っています。



不動産屋の友人と話していたのですが、

低所得の人の為に、三畳一間に居ながらVRでプール付きの戸建ての画像を楽しませるとか

タワマンからの景色を見せるとか世界各地の画像を見て旅行気分に浸れる事も出来て

不動産の購買意欲がなくなりそうで

不動産屋泣かせになりそうだと話していました。

低所得層にはそれで満足を与えてくれます。

一見して良い事のように見えますが、

それは、経済的な格差が固定的に成ることを意味します。


格差も階級も丑に糸偏を付けた紐で固定される事を意味しています。


どの窓から外を見るのかが大切です。

ニュースではコロナ失業や閉店を余儀なくされた方を話題性が高いと発信しますが、

別の窓からは株が上がって景気の良い人や

売り上げの上がった企業も沢山あります。


情報も下の方で入る情報と上の方で入る情報は違います。

自分は、どの窓から外を見ているのかを考えて、どの情報に触れるかを考えて行動しましょう。


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