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昔ながらの喫茶店

今日は、昔なつかしい喫茶店で昼食をしました。

高校生の時から通う喫茶店です。



ということは、もう50年以上続けている喫茶店という事になります。

昔ながらの鉄板スパゲティや唐揚げと焼きそばのセットなどがあり、ご飯とみそ汁が付く

関西人にはありがたい炭水化物+炭水化物のメニューがたくさんあります。



和導の若かりし頃は、「喫茶店に入るのは不良」という常識がありましたが

近所の喫茶店で、経営しているおじさんもおばさんもお客さんも知り合いの喫茶店は

入っても大丈夫という、今考えれば不思議な常識もありました。

昔は、周囲の人の目によって学生らしさを守らせるというモノがあったんですね。







その頃は、喫茶店と言えば、「出前」が当たり前にありました。

お客さんが来たら、喫茶店からコーヒーの「出前」を取るのが当たり前でした。

冬はホット、夏はレーコです。レーコは、冷とコーヒーのコです。

それが「おもてなし」でした。

今、考えてみれば、「出前」は当たり前の事でした。




和導は、にぎやかな街に生まれ育ちましたので、歩いて4~5分の所に飲食店がたくさん

在りました。うどん屋さん、中華屋さん、うなぎ屋さん、洋食屋さん、韓国料理屋さん、なんでも在りました。スーパーのダイエーさんも在りました。




学校から帰ってきて飲食店から「出前」を取ることは、当たり前の事でした。

歩いて4~5分の距離でも飲食店の皆さんは、こころよく「出前」をしてくれました。

「出前」をとるというのは、50年前の常識でした。




現代を易で考えてみると、三易論の「帰蔵易」に入っています。

昔の良き文化が、再び蘇る時代になります。

日本の持つ基本の文化を今一度蘇らせて、必要なモノと不要なモノを選ぶ時代になっています。残すべきものは何かを問われる時代です。



昔からの習慣などの中にも残すのか残さないのかを考えないといけないでしょう。

時節の祝い事や地域のお祭りも意味がある事が再認識されるでしょう。





「出前」は、50年前には当たり前の事でしたが

期せずして、コロナのきっかけで復活しました。

これも、帰蔵易の時代のなせる業なのかもしれません。

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