「運が良い人」と「運が悪い人」の決定的なたった1つの違い

人によって「運が良い人」と「運が悪い人」がいます。
運が良い人は何をやっても上手くいっていますし、困った時もすぐに誰かが助けてくれるから大事にになることはない。
逆に運の悪い人は何をしても裏目に出てしまい、次から次へとトラブルを抱えている。
・・・そんなイメージではないですか?
事実、いろいろなジャンルで成功されている人達は、能力や努力だけでなく「運」も味方につけて成功と言う結果を手にしています。
ですが「運」というのは、ただ待っていたら自分のところに来るわけではありません。
実は“ある1つのこと”を注意するだけで、運が良くなることも悪くなることもあるのです。
その“ある1つのこと”についてお話します。
「運の良い人」も「運が悪い人」も実は存在しない
先ほどもお話ししたように、いろいろなジャンルで成功している人達は、運を上手に活用して結果を手にしています。
ですが、この「運」というのは目に見えるものではありませんから、自分が持っているか持っていないかを判断するのは難しいですよね?
結論からいえば、運というのものは存在しないと私は思っています。
もちろん霊能や霊感を用いて占いをしている人達からすれば“見えない力”は存在すると主張するでしょうし、私自身も科学で解明できな人間の力があることに否定的なわけではありません。
ただ、成功・失敗の結果を導く要因に「運」があることは違うかな・・・と。
では一体何が要因で成功者達は「成功」という結果を手にすることができたのか?
六行易学を用いた鑑定をしている私からすれば、その要因は「時期」だと考えています。
つまり
何かをする時の最初のスタートがいつだったのか?
これが結果に大きく関わってくるのです。
時代の流れが読めている人=運が良い人
世の中全てのものは時々刻々と変化しており、変わらないものは何1つとしてありません。
同じ春でも1年前の春と1年後の春とでは、自分自身も周りの環境も全然違いますよね?
つまり、同じ1年でも自分にとってどんな意味のある1年なのか?
そうしたことが読める人が「運の良い人」だと私は思います。
例えば植物の場合、土の中に眠った種から芽が出て、そこからぐんぐん成長し、葉やつぼみを作りだします。
そして、キレイな花を咲かせた後に、新たな命を託すための実を宿して地面に落とし、植物はその一生を終え、地面に落ちた実は土の中で再び芽を出す時まで準備をする。
このようなサイクルを繰り返すことによって、植物は長い時を生き続けているのです。
そしてこのサイクルは人生にもあてはめることができます。
今自分にとって
春の時期なのか? 夏の時期なのか? 秋の時期なのか? 冬の時期なのか?
それによって行動や気をつけるべきことも変わってくるのです。
六行易学では、こうした各時期を次のように示しています。
春の時期・・・新しいことにチャレンジする時期
春の芽は夏に花を咲かせて、秋を迎えて結実し、ようやく実りとなって還元されるように、これまで積み重ねた努力が実績となる経済繁栄期です。
秋期では、形となった成果の実を収穫する大切な時期であるのと同時に、これまで失敗してきた人には再チャレンジできる時期でもありますので、あきらめずに、過去の経験や実績を土台にして、再起を図りましょう。
順調に成果を実感できる人には拡大拡張の機運であり、根幹を太く強くするために、培った力を発揮する時期でもあります。
ただし、これからくる冬のために、収穫した実りは極力貯蓄し、余力を残すことを忘れずに。
夏の時期・・・行動が結果として出やすい時期
春の生気を吸収して元気に活動し、目標に向かってきた人には、運勢のクライマックスが訪れ、描き求めてきた夢や願いが大きく花開く時期です。
しかし、花のつぼみが害虫に弱いように、人もこれまで頑張ってきた分体力が消耗していますので、夏の初めは走り続けた体を休ませ、必要な点検を行ってトラブルを防ぐことが大切です。
そうすれば、春に出た芽が大きな花となってその実体を表すでしょう。
また夏期は、花に蝶や蜂が群がるように、注目を浴びやすく、喜びに満たされる時でもあるので、願いに向かって努力してきた人には、達成感を味わえる最高の季節となるでしょう。
秋の時期・・・収穫してやがて来る冬に備える時期
春の芽は夏に花を咲かせて、秋を迎えて結実し、ようやく実りとなって還元されるように、これまで積み重ねた努力が実績となる経済繁栄期です。
秋期では、形となった成果の実を収穫する大切な時期であるのと同時に、これまで失敗してきた人には再チャレンジできる時期でもありますので、あきらめずに、過去の経験や実績を土台にして、再起を図りましょう。
順調に成果を実感できる人には拡大拡張の機運であり、根幹を太く強くするために、培った力を発揮する時期でもあります。
ただし、これからくる冬のために、収穫した実りは極力貯蓄し、余力を残すことを忘れずに。
冬の時期・・・春が来るまでじっと耐え忍ぶ時期
収穫を終えた大地は繁栄の後の寂しさが漂うように、冬期は何かと不安を感じる時期でもあります。
突然予期せぬ出来事が襲うこともありますので、秋期までに貯蓄をしておかないとしんどい時期かもしれません。
この冬期はただ辛いだけでなく、次に来る春期への準備期間でもあり、さまざまな困難は本心を目覚めさせ、それまで思ってもみなかった大事な発見もあります。
余力がなければ耐え難く厳しい冬になるため、軽率な行動は慎み、欲望や我を抑えて静かに春を待つことが大事です。
このように、時期によってその1年の過ごし方が全く変わってきます。
運が良い人は、こうした「自分にとって今がどんな時期なのか?」を感じ取ることができているのです。
だからその時期にあった行動や生き方をしているため、後から自然と結果がついてくる。
逆に運が悪い人と言うのは、こうした時期を読みとることができないため、誤った行動をとっていしまうから、思うような結果がついてこない。
結局、運が良いか悪いかとは、こうした違いではないでしょうか?
「運がいい人」になるための注意点
誰しも運が悪い人よりは運がいい人になりたいと思うはず。
そのためには、絶対にやってはいけないことが1つだけあります。
それは“他人の真似をしないこと”
人生には季節のようにある一定のサイクルで流れる時期がありますが、これは人によって異なります。
同じ1年でもある人にとっては春の時期ですし、別の人にとっては秋の時期だったり。
この違いは、それぞれこの世に生を受けた時からもっている「宿命」によるもの。
ですから当然、ある成功者の行動や考え方をそっくりそのまま真似したとしても、その人に成功が約束されたとはいえないのです。
幸せは誰かの真似をすれば得られるものではありません。
自らの手でつかんでこそ、真の幸せな人生であり成功ではないでしょうか?
どうやったら成功できるか・・・これを知ることはとても大事です。
しかしそれ以上に
「今自分は成功するために何をしなければいけないか?」
これを知っているのと知らないのとでは、今後の人生が大きく変わっていくことでしょう。